払えない住宅ローンの悩みを解消しない限り、妻にも返済義務あり

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2021.12.11離婚問題

払えない住宅ローンの悩みを解消しない限り、妻にも返済義務あり

離婚による住宅ローントラブル、さまざまなケースがあります。

ケース②
夫婦共有名義の住宅ローン、離婚後は家に残る夫(妻)の名義に変更したい

家の購入は夫婦の収入を合算して、住宅ローンを組むことがあります。

それぞれに持分があり、連帯債務者という関係。
連帯で債務を負う=相手が返済できなくなったときには、相手の分まで返済する義務があるという関係です。

離婚して家を出て行くのなら、家に残る夫(妻)に名義を変更したいと思われるのは自然ですが、これがなかなか難しい。
お金を貸している銀行としては、どちらかひとりの名義にして、本当に返済していけるの?と考えるからです。

仕方なく、離婚後も夫婦共有名義のままに。
ただし、住宅ローンの返済は家に残った夫(妻)がしていくという取り決めをする。

こんな取り決めをして本当に大丈夫でしょうか?
数年後、万が一、住宅ローンを払えなくなるような事態になったら…

離婚していても、連帯債務者という関係が解消されていない限りあなたにも返済義務があります。
遠慮なく銀行から督促や催促の連絡がくるでしょう。

貸したお金をこれ以上回収できないと銀行が判断すれば、最終的には自宅が競売の申立てをされることに…

競売は、周囲に事情が知られるだけでなく、ご自宅を強制売却され、売却後には多くの債務(借金)が残ります。
残った債務は、連帯で返済していくということです。

離婚する時点では、返済になんの問題がなかったとしても、今後の人生は誰にも予測できません。
リストラ、病気、ケガなどにより、返済ができなくなるといったリスクは誰にでもあります。

離婚のとき、夫婦共有名義の住宅ローンを抱えておられる場合は、
家を残すことが本当にベストかどうか慎重に判断する必要があります。

とりあえず、
住宅ローンは家に残る夫(妻)が払い続けるといった安易な取り決めをされると、後々大きなトラブルに巻き込まれる可能性も。

愛知の任意売却専門ローン救済911では、離婚にともなう住宅ローン問題は、専任の弁護士と協働で進めていきます。
今後、起こりうるかもしれないトラブルや、どういったリスクがあるかをご説明したうえで、最善策をご提示します。

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