〇家計が苦しくても借金を返すのは「常識」なの?
住宅ローンが払えず自宅を売却しても、大半の方には債務(借金)が残ります。
たとえ「月1万~3万」という金額でも、何十年もかけて金融機関に返済し続けるという選択肢、
心から望まれている方はどれくらいみえるでしょうか?
長い人生、苦しいことや予期せぬことの連続であり、たとえわずかでも長期間の返済に耐えられるほど強くはありません。
自宅を失ったあとも日々の暮らしがあり、お金は必要です。
過去の後始末のためにお金を払い続ける意味って何だろう?
それは、小さい頃から「借りたものは必ずお返しする」ことを教育として受けてきたからです。
ピンチの時でも「借りたものは必ずお返しする」ことに囚われてしまい、選択を誤る。
と言うより、選択肢を知らない。
わたしたち日本人は、お金のことを知らな過ぎるとも言えるかもしれません。
では、もし、あなたが返済できなくなった時、金融機関はどのようなプロセスを経て、
「回収不能なお金」の損金処理するのでしょうか?
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